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2010年9月27日 (月)

我が故郷の道 平沢路

2010年9月27日 -記-

最近あることで 精神的にショックを受けた。
それを何とか癒すことはできないだろうか 悩んでいた。

ふと、思いついたのが 子供の頃よく遊びに行った平沢の観音さん。
本当によく行ったものである。
春夏秋冬 季節にかかわりなく 小学校から帰ると同時にかばんを
ほうりだして 近所の仲間と共に、
春は山菜取り、夏は昆虫取り、秋は栗拾い、冬は?である。

平沢の観音さん
正式名称は 真言宗智山派布袋山自在院平澤寺(へいたくじ)と言う。
本尊は地蔵菩薩
開創は和銅年間(708~715)行基菩薩が平沢に立ち寄り地蔵菩薩を
草堂に安置したのが始まりと云うそうだ。

旧東海道より日本平側に入りおよそ2km強で歩いて往復1時間ほどで
いってこれるが、写真を撮りながらの工程の為もっと掛かるだろう。
でも 構わない とにかく行って来よう
それで気が休まるなら、 と 25日の午後から出かける。

まずは車を県立美術館のPへ置き 谷田の集落に入りそこから平沢を目指す。
Img_0001

下の田では既に稲刈りも終わり写真のように乾燥作業に入っていた
道程そのものは、昔と変わらないが 周囲には人家が立ち並び 道路は舗装され
車が走り、歩いていくのは少しおっくうになるが、歩かなければ今回の目的は達成されない。
しばらく歩き山の神を過ぎたところの右側にちょっとした花空間が有り そこに10月桜が

Img_0002
Img_0003この前を通り過ぎ もうまもなく行くと川を渡る(吉田川と言う)
渡って道は2分する どちらをいっても構わないが、右方向へ行くと静学のグランド前を通り平沢へ
左へ行くと吉田川に沿って平沢へ
迷わず左の道をとる。
田んぼと吉田川に挟まれた田舎道 川の護岸には葛が花をつけ

Img_0008田の畦には彼岸花が咲き誇り 田では稲刈りが 終わったものから次から次へ手際よく
雁木にかけられオブジェを醸し出している

Img_0010 

Img_0012
Img_0018尚もそのまま歩いていく
川の向こう側に大きな栗の木が見えてきた。
見ると 凄い 栗の鈴なり。
子供のころを思い出す、この季節 よく行ったものだ。
栗拾いではなく、栗取りに ナイフと鋸持参で
もちろん相手は自然の山栗
今見ているのは 人の手で植えられた栗だ。

Img_0030やがて先ほどの車道と合流し平沢の集落に入り、観音さんの門前に着く。
Img_0036この門をくぐり正面に見える石段を登り 観音堂にお参りする。
それが目的だから、

Img_0040奥に見えるのが観音堂
安置されているのは十一面千手観音 やはり行基菩薩の作と云われている。
この観音さんは安部七観音の一つで718年に聖武天皇の病気平癒祈願のため
七体彫られたうちの一体がこの平澤寺に安置されたものであると云われている。

Img_0037観音堂まで上っていく途中に後ろを振り返り見た風景、
これを見ると随分山奥に見えるが、その昔はそうだったろう。
でも今は違う、国道が走り、電車が走り(JRと静鉄)、東名が通り、はたまた
南幹線が通りで、車でならわけはない。

Img_0039観音堂で般若心経を唱え心を落ち着ける。
子供のころ このお堂の前を通りよく日本平までいったものだ。
子供たちだけで、今では考えられないことだ。
私たちが子供時代は それが当たり前だった。
心経を唱え、マニグルマを回転させ、荒くなっていた息をしずめ
石段を降りる。
そして下へ降りきったところで 後ろを振り返り 改めて礼拝する。

Img_0041
少し気が楽になった。くよくよしても始まらない。
なるようにしかならない。
千手観音は私の 守り本尊でもある。
なにか知らないが「しっかりせい」と言われたような気がした。
もう一度観音堂に向かって頭を下げ、山門を出 もう少し山の奥へ行ってみた。
そこには小さな牧場があり馬が数頭 飼育されている

Img_0042ここで折り返すことにする。
足元には野萩が秋風にゆられて可愛らしい花をつけている。

Img_0044帰りは川沿いの道には入らずそのまま車道を歩き きたときの分岐あたりまで近づいた時
先ほど稲刈りをしていた田んぼを見下ろすと、

Img_0050見事なオブジェ、きれいに雁木にかけられた稲が脱穀の日を待っていた。
いましばらく歩きPへきた時 雲の合間から 日の光が
まるで神の廊下の様に差し込んできていた。

Img_0055たった半日ではあったが、私の心には 何か新しいものが湧き出てくる、そんな気がした。
本当にくよくよしても始まらない、なるようにしかならない。
改めてそう感じた日であった。
さあ家へ帰ろう、愛犬が 私の帰りを待っている。そして散歩に行くのを。


葛の花言葉;恋の溜息,芯の強さ,成長,治癒,喜び

栗の花言葉;公平・豪華・満足・真心

稲の花言葉;神聖

野萩の花言葉;風格、歳月、浴後の美人

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コメント

こんばんはnight
実は私も精神的にショックなことがありました。

ハッピーのパパが留守だったので
寂しかったです。

まだ
解決はしていませんが。。。
頑張ります。

最後の雲の切れ間からの日の光の写真
癒されます。なんか引き寄せられました。
ありがとうございます。


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