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2010年9月15日 (水)

千葉山 智満寺

2010年9月15日 -記-

今年2010年1月のある日のこと
ネットで情報検索していたところ、御開帳の情報があった。
場所は智満寺
島田市にある千葉山智満寺
天台宗千葉山智満寺
駿河33番観音霊場3番札所
宝亀二年(西暦771年)廣智菩薩により開創、開山されたお寺だ。

(今から1200年以上前だ)

1月~5月までと、
もう少し詳しく見ると
60年に1度の御開帳、本尊は木造千手観音
私の守護仏でもある。
これは ぜひ行ってこなければ この先生きている間は拝観不可能、
思い立ったが吉日 早速行ってくることにした。

その日は1月22日 案外寒い(冬だから当たり前)
午後から出掛ける。
R1を西進し島田市野田ICで降り、右折し千葉山方面に向かう、
やがて道は2手に分かれる。右に行けば島田市大草方面より千葉山
左に行けば尾川を経て千葉山へ、
迷わず左方向へ 工事中の第二東名の高架をくぐり山道へ
1.5車線ほどの曲がりくねった道を登って行く。
対向車があれば広いところで止まって待つ。場所によっては一車線
この辺りの道は余程の事がないかぎり凍結しないから安心だ。
ICをおりてから30分までかかっただろうか、山門入り口のPへ着く。
標高400Mほど
平日の為か、車の数は少ない 山門入り口脇には茶店がある。
見上げてしまうほどの石段。

Img_0028 辺りは杉林で鬱蒼としている。
この石段を1段1段登る。
途中に重要文化財になっている仁王像が安置されている
仁王門をくぐる
最も寺全体が重要文化財になっている.
{国指定、県の指定、市の指定とまちまちだが}

Img_0003くぐってなお石段を登り 登りきったところに中門があり、それをくぐると本堂前に出る。
Img_0004この本堂建物は天正17年(1589年)に徳川家康により再建とある。
周囲は鬱蒼とした杉林 静寂が寺を包んでいる 空気が凛としていて身が
引き締まる。
本堂前で一礼し靴を脱ぎ中に入る。
正面を見て目を見張ってしまった。格子で隔てられた向こう側には、厨子から
外へ安置された等身大の千手観音立像がこちら側を向いて立っている。

思わず手を合わせる。

その顔をじっと見ていると何か心が安らいで来るのを憶えた。
ふくよかな そして 優しいまなざし、心が救われた、来て良かった。
会えてよかった。

格子には戸が有り そこから後ろ側に回れるようになっていた。
一回りしながら 色々な寺宝を見学し感嘆もし再び正面に回り
改めて千手観音像の姿を拝謁する。
堂内は撮影禁止の為 この目でその姿を脳裏に焼き付ける。
今後再び会うことはないだろう、軽く会釈し手を合わせ、本堂を辞し、
改めて一例する。

Img_0012
Img_0009茅葺の重厚な作り 風雨にさらされ長い年月を耐え抜いてきた 木造建築。
歴史の重みがひしひしと感じられる。


Img_0010鳥居をくぐるとすぐ左に薬師堂があり、このまままっすぐ登っていくと 奥の院が有るが、
そこへは行かず資料館の方に回る。
Img_0017白い建物が資料館だ。ここにも色々なものが収められていた。源義経が使用した笛とか、
頼朝にまつわるもの、はたまた 徳川家にまつわるものとか。
感心するというか何というか。続いて庫裏の方に回り寺宝を拝観させてもらう。
一回りして今度は薬師堂へ行く。

Img_0023 ここでも手を合わせ、一礼
Img_0019 
薬師堂のところから本堂を見て 鳥居越しに撮影。
Img_0020やはり薬師堂のところから中門を撮影
きて良かった。
心のそこから思った。
鬱蒼とした杉林の中に立つ1200年の重み
凛としたものを感じさせる。
そこには、華やかなものなど何一つない。質素そのもの

庫裏の前の庭に赤く色付いた南天があった。
それは冬の杉林からもれる木漏れ日に美しく輝いて見えた。

Img_0005古寺 文字通りの古寺 だがそれは外観だけ
仏の姿は、いつの時も人々に優しく 時により 厳しく 変わらず接してくれる。
癒され、清々しい気持ちを貰い 家路に着く。

南天の花言葉:機知に富む、 良い家庭、 幅をなす、 熱情

この千葉山は島田市のハイキングコースにもなっていて 広く紹介されている
山頂部には杉の巨木があり 智満寺の十本杉としてその一本一本に名前が
付けられ守られている。
また晩秋には南側に面した どうだん原での どうだん躑躅の紅葉も有名で
毎年多くの人が訪れる場所である。

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コメント

こんにちはhappy01

60年に1度しかお目にかかれない木造千手観音を
ご覧になられたときの
感動がこちらにも伝わってきました。

素敵な文章、お写真どうもありがとうございます。
質素な色合いの建物に南天の赤が際立ちますねshine

静岡県にはまだまだ私が知らない
素敵な場所がいっぱいありますね。

勉強になります。

これからも教えてください。

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