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2010年10月18日 (月)

古寺 徳願寺と建穂寺

2010年10月18日 -記-

駿河7観音 鉄舟寺に続き 15日徳願寺に行く機会を得た。
ここは家の窓からも見える。
そんなに遠くない。片道4Kmぐらいか、
歩いて歩けない距離ではない往復2時間ほどだ、余裕を見て3時間あれば十分だ
今回は歩いていこう。

徳願寺 正式には
曹洞宗 大窪山(だいあさん)徳願寺
駿河33観音霊場第12番札所
本尊;千手観音菩薩

創建当初は大窪寺(だいあじ)という真言宗の寺院で、
徳願寺になったのは今川家7代氏親の生母(北川殿)が曹洞宗に改宗し
現在まで至るそうだ。
ちなみに北川殿とは伊勢新九郎長氏(後の北条早雲)の妹だそうだ。

12時に自宅を出る。安倍川橋を渡り、川沿いに右折し向敷地へ入り
案内板にしたがって参道に入る。
中々の急坂だ。それにしても昔の人は、こんな所に よく道を作ったもんだ
と 妙な感心をしながら登っていく。Img_00197曲がりの坂を登りきると自動車道にでてすぐ山門
Img_0021山門をくぐると向こうに本堂が見える 両側は山茶花の並木だ。
Img_0023池にかかる石橋を渡り、本堂前に出る。
Img_0026お堂の前に立ち、手を合わせ参拝し 観音堂はと付近を捜すが
それらしきものは見当たらない 再度 説明版のところに行き もう一度
読み返す。
納得、本尊の千手観音菩薩 もとは 山頂に祭られていたものを それを現在地に移し
この寺が開かれたとある
どこを探してもない筈、すなわち本堂そのものが観音堂だったのである。
改めて手を合わせ目を閉じ菩薩の姿を念じ、真言と般若心経を唱える。
そして一例し その場を辞す。
帰りがけ 寺に隣接する畑で蕎麦の花が咲き誇っているのを見る。
なんともはやこんな所で珍しい。
小さいながらも立派な蕎麦畑である。
Img_0030山門をでると、静岡の町が一望に見える。
いい景色だ。昔の人も眺めていたに違いない
絶好のロケーションだ。
Img_0032夜になればネオンもきれいだろうなどと考えながら。再度振り返る
徳願寺山が午後の日を浴び眩しかった。
Img_0036あとはもと来た道を足元に注意しながら下山し
自宅へ帰り着いたのは丁度3時になっていた。
今回もなんとなく気持ちがいい、心が軽くなったような気がしてきた。
体は少々くたびれたが。

歩いていくと普段は見られないものを 見ることができ楽しい。
安倍川橋の上からはカルガモの親子、また 魚を狙うサギ
沿道に咲く花々、それらに舞う蝶、あるいはトンボ等見ていて飽きない
たまには車を降り歩いてみるものである。

7観音の内 建穂寺が最後になった。
以前その前を通ったことがあるが、
確か車の置き場所も無い筈だから自転車にしよう。

17日の午後から行ってきた。
例によって、12時ごろ家をでる、薩摩通りを遡り、安西通りから安西橋をわたり
山崎にでてR1のバイパスの下をくぐり大門川沿いの道に入る。1.5車線分ぐらいの
細い曲がりくねった道である
田んぼ道がそのまま車道になったような。自転車だと少々怖い
自宅を出て40分ほどで建穂町内に入る
まずは建穂神社に立ち寄りお参り(この神社もとは建穂寺の一部であったもの)
ここに本来 お寺があったそうである。
Img_0041ほどなく現在の建穂寺につく(建穂寺といっても観音堂しかないが)
場所は建穂公民館の隣にあたる。
確かにPはない。したがって歩きか、自転車
自転車できてよかった。

Img_0047
Img_0051昔は寺領も広く一大伽藍をなしていたそうであるが、明治初期の神仏分離令に伴う
廃仏毀釈の嵐で勢力を削がれたところに持ってきて明治3年の火災により 夥しい寺宝と共に
焼失したそうである。
ただ本尊の千手観音像をはじめとする50体程 村人たちの手で運び出され
難を逃れ、現在の場所に観音堂を建て ここに安置されたそうである。

観音堂の前に佇み ここにこられた事を素直に喜び
一礼し目を閉じ手を合わせ真言と般若心経を唱え 心に千手観音を念ずる。
フェルケール美術館で開催された、建穂寺の仏像展 もし見に行っていなければ
7観音を回るということは無かったであろう。

古寺 文字通りの古寺 けれどそれは外見だけ1300年も経ているのだから
当たり前、けれどその教えは昔も今も変わらない。
いつも優しく、時には 厳しく 見守っていてくれる。
千手観音は私の守り本尊でもある。
また今回は、朱印帳も持っていかなければ納経もしない、それでもいいと思っている。
自分の心にその足跡を残すことができたのだから。
77観音 機会があったら また訪れてみようと思う。

4月末に仏像展をみてから、ずっと気になっていた。
参拝を済ませた後、心が温かくなった それだけで十分。
素直にうれしい、帰りにお堂に向かって「ありがとう」と言い帰宅する。
そばにある金網塀からはホトトギスの花が顔を覗かせており、
茶畑では白いお茶の花が咲いていた

Img_0057
Img_0058
建穂寺 正式には
真言宗 瑞祥山建穂寺
駿河33観音霊場15番札所
本尊;千手観音菩薩
町内会管理

ホトトギスの花言葉;永遠にあなたのもの

お茶の花言葉;純愛・追憶

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