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2010年11月 3日 (水)

安倍奥大谷崩れの秋

2010年11月03日 -記-

秋も深まり、安倍奥の山々も綺麗に見渡せるようになってきた。
10年ほど前まではシーズン問わず よく行っていたが、最近は
ついぞご無沙汰している。
11月2日、
天気もいいし、もう紅葉も始まっている頃だと、久し振りに安倍奥の山へ出掛けてきた
行った先は 大谷崩れ、
ここは、日本3大崩れの一つに数えられている。
一つは富士山大沢崩れ、一つは富山県にある鳶の巣崩れ
もう一つが大谷崩れである。

自宅を出たのが7時半ごろ、大谷崩れの駐車スペースに着いたのが9時を少し回った頃
大分色づいている
Img_0001早速登山靴に履き替え 登り始める
写真を撮りながらのため ペースが上がらないだろう
思えば ここを歩くのは 何年ぶりだろうか?
季節を問わず よく歩いたものだ。

Img_0006春から夏にかけては お花畑が出現するし、秋の紅葉、冬から初春の頃雪が降ると
あたり一面銀世界に覆われる

Img_0010
Img_0026目指す場所は 中央のくぼみ標高1850mの新窪乗越 久し振りだ。懐かしい
ここから90分で着く筈(普通なら)、
今回は写真を撮りながらの登高 どうなることやら。
道はガレ場の左側を ほぼ直登している。
この大谷崩れ 崩壊したのは1700年代初頭の宝永大地震のとき
山が大崩壊し現在のようになったとある
いまだに崩壊が続いている
今回も登っている最中に 落石があり凄まじい音を立てて転がっていくのを
目撃した。私が立っている50m位向こうを、
私が始めて足を踏み入れたのは 今から25年ほど前の3月
そのときは一面雪で銀世界だった
まだ今ほど植林事業が進んでいなくて砂防ダムがむき出しの
荒涼とした風景だったが

Img_0030 きれいに色づいたもみじ
Img_0036 山肌の木々は冬支度の開始 既に葉を落としたものや、今を盛りに燃えているものなど
さまざま

Img_0042下の写真は 崩壊の凄まじさを まざまざ見せ付けられる 見えるところは
目的地ではない、ここへ入ったら遭難確実。

Img_0058乗越まで登れば、大谷崩れ全体を見渡せるため そこまでいこうと ゆっくりと登る
山登りそのものは大丈夫だ。
昔取った杵ずかである。時折 後ろをふり返る 周囲の景色がだんだん目の下になる。
足元の草むらに リンドウの花が咲いている。久し振りにお目にかかる

Img_0076本当に可愛い花だよな
そうこうしているうちに標高も1700mを超えたであろうか

Img_0068 なにか靴の裏に異常を感じ確認してみた。
あらま びっくり、靴に貼り付けられているビブラムソールが半分ほど剥がれている
しかも両側とも、
これじゃ上までいけないや と 下山開始 残すところの標高差100mほどだったが、
残念だがしょうがない。
それにしてもスリッパを履いてるみたいで 歩きにくい
何か無いかなとザックの中を探す あった スパッツ、そのベルトを利用し剥がれた
靴底を固定した それでも何とか歩ける

Img_0072 この斜面を一気に下る 中途半端な靴で700m以上 しかも瓦礫の道を
いつも以上に神経を使ってしまった。
遠くに薄く見える連稜は安倍東山稜 龍爪山から始まりここまでずっと続いている
その全てを歩いている
そして遠く南アルプス間の岳まで続いている
いわゆる白根南稜の端の端
ここら辺一体 安倍川の源流域の一部でもある 瓦礫帯を下り
樹林帯に入ると どこからか水の音が聞こえてくる
登るときはその逆だが、あ 当たり前か。

Img_0079薄越しの崩壊地見物もいいよな。と一服
Img_0091樹林帯に無事戻る それでも道はまだ下りが続き、足元は石ころが多い
爽やかな水音、木々を吹き渡る風の音など聞きながら、無事 車まで戻る。
そこで荷物を降ろし、靴をスニーカーに履き替え やっと人心地
とんでもないハプニングであった。
これもいい経験だと重い 次から気をつけることにし、河原にでて 昼食を済ませ
目の前に見える風景に気をよくし 帰途に着く。

山はいつ行ってもいいもんだ。四季折々の風景を楽しめる。
そしていつ行っても すんなり受け入れてくれる。
後は 自分が 自分に責任をもって それなりの装備で無理をせず行動すれば
なんの事故も無いはずである。
これだけは肝に命じなおした1日であった。

リンドウの花言葉; 悲しむあなたが好き
       (花のわりには 悲しい言葉だよな。)

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