旧東海道を金谷宿から掛川宿へpart2・・・日坂を越え日坂宿へ
2014年10月10日
前回の続きです
ツイツイ見上げてしまった登り坂
昔の人も難儀したであろう 超急坂だ ゆっくり行くか 上についたら昼にしよう
目の前に見える石畳を上れば すぐに舗装道路
写真では大した事なさそうに見えるのだが・・・・
やがてもっと急坂に
だからと言ってペースは落とさず
爪先のぼりの急坂 歩くごとに眺望もよくなる向こうに見える鉄塔はドコモの携帯用電波塔だ
後ろを見れば超えてきた金谷峠の山並みが 左に見えるガードは国道1号だ
何時もならあそこを車でひとっ走り
はるか下には先ほどの間の宿が 屋根だけほんの少し
こんな風景を眺めながら 先を急ぐ
歩きながら思い出す
かれこれ20年ほど前 ある新聞社主催による東海道ウォークなるイベントが
有ったことを
県内の宿場 三島宿から新居宿までを5つのステージに分け5週連続で
歩いたイベントを
ここはその第4ステージになった所だ
その時は金谷から磐田までだったが・・・・・
そんな事思い出しながら歩いていれば間もなく小夜の中山 夜泣き石で有名な
真言宗久延寺(きゅうえんじ)の山門前につくここまでが間の宿から急坂をスタコラ歩いてほぼ30分 最も人によってコースタイムは
異なるのだが・・・
むろん合間に歌碑等眺めながら歩いているのだが・・・・
そうそう ここの街道には歌碑が多い
その内の一つをここに載せてみようこれにはこう書いてある
雲掛かる
さやの中山超えぬとは
都に告げよ 有明の月
阿仏尼
こんなのが道の両側に点々とある
さすが 古の道
横道にそれたが お寺の山門から中に入り 本堂へ手を合わせる
その後夜泣き石をそして 一緒に本堂を入れて撮影
さて 何時だ?時計を見れば12時 なら ここで一休み
昼にするかと山門前の石段にどっかと腰を下ろす
食事の真っ最中思い出した そうそう 家へ電話を入れておかなきゃ
携帯のボタンを押す
今 日坂峠の一番上 小夜の中山のお寺の前にいるよ
掛川まで後3時間はかかると思うよ
電話の向こうの家内に連絡
昼を済ませ 子育て飴で有名な扇屋を横目で眺め 素通り最も寄りたくとも店はお休み 土日祝日のみ営業とある
店の前を左へ行けば小夜の中山公園 うーん 如何するか と思ったが
少し寄ってみる
春の桜の時期ならいざ知らず 今の時期はただ木が繁茂しているのみ
それと昔行き倒れになったひとの五輪が数基
再び街道へ戻れば 道ははるか向こうまで延々と続く暑いなー 本当に 帽子かぶっていても隙間から髪の毛を伝わり
汗がしたたり落ちる
時折雲に陽射しは遮られるものの 陽光は遠慮なし小夜鹿の一里塚を左に見ながら先へ行く
道はこの頃からやや下り気味 昔の人も歩いたであろう街道を
一人テクテク いや スタコラスタコラやがて右側には広重の描いた日坂の浮世絵
左には 夜泣き石がこの場に有ったと云われる石碑 ここはあのお寺からは1kぐらい
西へ来た所だ
右側には苔むしたお墓
このあたり一帯 見る物には事欠かない場所だ
写真には撮らなかったが兜塚なるもの有った・・・・
道は少し急に下る様になったと思ったら とんでもない急下降に
しかもくねくねと昼間でも薄暗い
二の曲りというらしい それと沓掛
其処を下り切れば正面に国道一号の高架橋が目の前に現れる急下降と言っても写真ではうまく表せない その辺りは悪しからず
国道ガードをくぐれば目の前に旧国道
その向こうに日坂宿の東の入口が目に飛び込んでくる
来た来た 取り敢えずはここの本陣公園で休憩だ
旧国道を渡り 日坂宿の街並みの中へ
そして本陣公園へ・・・・・・・
という事で 今日の処はここまで 続きは又次回
今日の付として 日坂宿のパンフレットより複写したものをここに載せておきます。もう一枚
じゃあ 又。
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小夜の夜泣き石伝説、悲しいですね
透き通るような秋の静けさの中を歩には旧東海道、イイですね。
こうゆう所をゆっくり歩いてみたくなりました(゚ー゚
投稿: tuba姐 | 2014年10月10日 (金) 19時16分
tuba姐さん
良いもんですよ 古の道をノンビリ歩くのもね。
投稿: ハッピーのパパ | 2014年10月13日 (月) 16時48分